【化粧品におすすめ】ホホバオイル(ホホバ種子油)とは|成分の効果、アレルギー、特徴まとめ
美容オイルやマッサージオイルなど、さまざまな用途がある「ホホバオイル」。化粧品原料としての正式な名称を「ホホバ種子油」といい、その豊富な効能から、全身の美容を叶えられる優秀な成分です。
今回はホホバ種子油の特徴や期待できる効果、副作用などについて解説します。
目次
ホホバ種子油ってどんな成分?
ホホバ種子油とは、ホホバという常緑低木の種子から圧搾・精製した成分。無色透明かつほぼ無臭のため、癖がなくどんな人でも使いやすいのも特徴です。
ホホバ種子油は植物由来のオイルの中でも熱に強く、酸化しにくい点も魅力的。紫外線を浴びる日中でも問題なく肌へ塗布でき、さらに長期保管にも向いています。
この扱いやすさから、化粧品の製造・販売が初めての方にもおすすめのオイル成分です。化粧品OEMでも人気の成分で、ゼロ・インフィニティでも取り扱いがございます。
ホホバ種子油に期待できる美容効果とは
ホホバ種子油は大きく分けると以下の5つの効能効果が期待できます。
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保湿効果
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ニキビや肌荒れを予防
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肌の柔軟性を守る
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肌に優しいクレンジングが可能
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紫外線対策(肌の光老化をケア)
これら一つひとつの効果について解説していきます。
①保湿効果
ホホバ種子油の効果として最も有名なのが、優れた保湿効果です。肌へ塗布すると角質層の表面に油分を補い、肌の水分蒸発を防ぎます。
オイル特有のベタつきが少ないのも特徴で、馴染みが良くサラサラとした仕上がりです。そのため肌だけでなく、体や髪、頭皮などあらゆる部位へ使用できます。
②ニキビや肌荒れを予防
オイルと聞くとニキビ肌には合わないイメージをお持ちの方も多いですが、ホホバ種子油はニキビ・肌荒れ予防としてもおすすめです。
ホホバ種子油に含まれるビタミンB群は肌の代謝を活発にし整えます。
また一般的なオイルはアクネ菌のエサになりやすいですが、ホホバ種子油はオイルの構造が異なり、ニキビの原因となるアクネ菌のエサにはなりにくいオイルです。そのため、ノンコメドジェニック(※)処方の化粧品にも多く配合されています。
※ノンコメドジェニックとは、毛穴に皮脂や角栓、化粧品の残りの汚れなどでニキビの芯のようなものが詰まり、小さく膨らんだ状態(コメド)を起こしにくいように作られている化粧品のことです。
ニキビや肌荒れを防ぐには、肌を保湿することも大切です。ホホバ種子油でしっかりと保湿すれば、健やかな状態へ導けるでしょう。
③肌の柔軟性を守る
肌は乾燥やターンオーバーの乱れなどにより、固くなることがあります。皮膚が固いと化粧水や美容液などの浸透が悪くなり、さらなる乾燥などの肌トラブルを引き起こすでしょう。
ホホバ種子油などの油分には、肌の柔らかさを維持する柔軟作用があります。ブースターオイルとして使えば、その後のスキンケアが角質層へ浸透しやすくなります。
④肌に優しいクレンジングが可能
保湿成分としての使用が多いホホバ種子油ですが、クレンジングオイルとして活用することも可能です。ホホバ種子油のみで使用する場合は、洗浄成分が入っていないため濃いメイクを落とすことは難しいですが、ナチュラルメイクであれば落とすことができます。
一般的なクレンジングオイルと同様に肌へ馴染ませれば、徐々にメイクが浮き出てきます。ホホバ種子油の持つ効果により洗い上がりは乾燥せず、しっとり柔らかな肌に仕上がるのが魅力です。
⑤紫外線対策(肌の光老化をケア)
ホホバ種子油はバリア機能をサポートする効果に優れ、乾燥や紫外線から肌を守ります。日焼け止め代わりとして使用できるほどではありませんが、併用することでより紫外線ダメージを受けにくい肌へと仕上がるでしょう。
特に紫外線対策が難しい髪は、朝のヘアオイル代わりにホホバ種子油を使うのが向いています。
ホホバ種子油は全身のケアに使える!部位別の効果を解説
ホホバ種子油は1つ持っておくと全身に使える、万能なスキンケア成分です。ここからは部位別の使い方や効果について解説します。
①スキンケア
ホホバ種子油の定番の使い方として、顔へのスキンケアが挙げられます。
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クレンジングオイル
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ブースターオイル
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保湿オイル
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マッサージオイル
などあらゆるケアとして活用できるので、肌の状態や好みに合わせて使うのが良いでしょう。
ホホバ種子油は皮膚刺激性・皮膚感作性がほとんどなく、安全性の高さも評価されています。ニキビ肌や敏感肌など、肌質問わず使いやすい成分です。
②ヘアケア
ホホバ種子油はヘアケアとしても使える万能オイル成分です。
ドライヤーの前後に使えば熱や乾燥ダメージから髪を守り、健やかな状態を維持できます。ヘアセットの際に使用すれば、ツヤ感のアップや日中の紫外線対策としても活躍します。
さらに、サラサラとしたテクスチャーで不快感が少ないことから、頭皮の保湿ケアとしてもおすすめです。頭皮環境の乱れはフケ・抜け毛などの原因になるので、ホホバ種子油で保湿すれば予防が叶います。
③ボディケア
ホホバ種子油はボディケアにも多く使用されています。主に保湿やマッサージ用としての用途が多いです。非常に伸びの良いテクスチャーなので、全身へ塗布してもコストパフォーマンスに優れています。
また、ネイルオイルや固くなったヒザやヒジへのケアにも向いています。このようにホホバ種子油は全身のケアとして使えるため、「万能オイル」とも呼ばれているのです。
ホホバ種子油に注意点や副作用はある?
ホホバ種子油は他のオイルに比べると固まりやすく、気温が7度以下の場所で保管しないようにしてください。固まったからといって品質に問題はなく、常温で保管すれば元に戻ります。
また、なるべく湿度の高い場所では保管しないように注意しましょう。カビが生える可能性があり、肌トラブルの原因になります。
ホホバ種子油は基本的には刺激などが少ない成分ですが、植物アレルギーの方などは痒み・かぶれなどの症状を起こす場合もあります。使用前にパッチテストを行い、肌に異常がないか確認してください。
まとめ
今回は全身に使える万能なオイル成分「ホホバ種子油」について解説しました。使いやすさ・扱いやすさともに優れているため、化粧品の製造販売が初めての方にもおすすめの成分です。
ゼロ・インフィニティではホホバ種子油の取り扱いをしております。ホホバ種子油を使った化粧品OEMの製造を検討している方はぜひお問い合わせください。
化粧品、健康食品、イージーオーダー化粧品などのOEM製造開発を手掛ける大阪のOEM会社。「小ロットOEM企業」として他の追随を許さないエキスパート企業を目指しています。ゼロインフィニティの強みはこちら。化粧品、健康食品などのOEM製造開発のご依頼は072-321-8839までお電話下さい。