インフルエンサーのオリジナル化粧品ブランド開発!コラボ商品のメリット&デメリットや成功の秘訣とは
ここ数年で一気に増えたインフルエンサープロデュースのオリジナル化粧品やコラボ商品。トレンドに敏感で独自のセンスを持つインフルエンサーがプロデュースすることでヒット商品が生まれ、情報発信力を活かした化粧品の販売方法により大きな利益が期待できます。
しかし、実際にどれほどのメリット・デメリットがあるのか分からない部分も多く、気になっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、インフルエンサーの方へ向けたオリジナル化粧品開発について詳しく解説します。成功への秘訣も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
インフルエンサーの化粧品開発とは
インフルエンサーとは「影響力が大きい人物」のことを指します。現代におけるインフルエンサーは、InstagramやYouTubeなどのSNSを中心に活動し、影響力を持っている人物を指すのが一般的です。
現在化粧品業界では、スキンケアやメイクアップ、ボディケアなどあらゆるジャンルでインフルエンサープロデュースの商品が展開されています。インフルエンサーのブランド力と商品力を掛け合わせることで、大きなヒットを得やすいのが特徴です。
インフルエンサー化粧品のメリット
「人気のインフルエンサーが化粧品を開発する=売れる」というイメージを漠然と持っている方も多いですね。ここからは具体的にどのようなメリットがあるのか解説します。
①ターゲット層が明確である
化粧品を開発する際に必要なのが、ターゲット層の設定です。ここがブレてしまうとブランディングに失敗しやすいのですが、インフルエンサーを起用すればターゲット層が明確になります。
インフルエンサーのファン=購入者という構図になるため、ファンの年齢層や悩みをしっかりリサーチしましょう。通常の化粧品開発よりも購入者をイメージしやすいのは、コンセプトを決定していく上で大きなメリットと言えます。
②使用イメージを伝えやすい
インフルエンサーはSNSやYouTubeを通じてファンとコミュニケーションを気軽に取れる点もポイントです。実際に販売する化粧品のこだわりや特徴、使用感などを文章や動画を通じて細かく伝えられます。
テレビCMや雑誌などの広告媒体を使わずとも、発売前から詳細な宣伝を行えるのはインフルエンサー化粧品ならでは。さらに発売後はファンからの口コミを集めることで、さらなる宣伝効果が期待できるでしょう。
③発売直後から利益が出る
化粧品業界はすでに人気のブランドやメーカーでないと、発売直後から利益を出すのが難しいと聞きます。しかし、インフルエンサーを起用した化粧品であれば、ファン層からの購入がある程度見込めるのです。
先行発売や先行予約という手法を使えば在庫の過不足も防げます。発売直後から大きな利益を出せば話題になり、ファン以外の層へのアプローチも叶うでしょう。
インフルエンサー化粧品のデメリット
大きなメリットのあるインフルエンサーの化粧品開発ですが、デメリットも存在します。ここからは念頭に置いておきたいデメリットについて見ていきましょう。
①支持層とマッチする化粧品でないと売れにくい
そのインフルエンサーを支持している層にマッチする化粧品でないと、失敗に終わる可能性があります。
例えば美容系インフルエンサーの中でも
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スキンケアやエステの投稿が多い
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トレンドのメイクが得意
など持っている強みによって開発すべき化粧品が異なります。
これに加え、ファンの年齢や悩みにマッチする製品を企画しなければなりません。支持層と化粧品のコンセプトが大きくズレると売れない可能性が高いので、ここは気を付けたいところです。
②インフルエンサーが炎上する可能性も
インフルエンサーの化粧品開発は、イメージが大きなカギを握る商法です。万が一トラブルが起きた場合、化粧品の売れ行きにも影響します。
これが化粧品の発売前に起こると、最悪の場合発売の延期や中止を余儀なくされるかもしれません。通常の化粧品開発では考えにくい事態ですが、影響力があるからこそ起こりうるクレームや、炎上の可能性も覚えておきましょう。
また化粧品には「薬機法(医薬品医療機器等法)」「景品表示法」等が定められており、使用できる表現が限られています。過度な表現でガイドラインを無視してしまうと違反になるため、PRや広告でのトラブルを回避するためには、これらのルールを守って情報を発信する必要があります。
インフルエンサーの化粧品開発を成功させるポイント
インフルエンサーの化粧品開発を成功させるには、デメリットを払拭する必要があります。ここからは化粧品開発を進める上で押さえておきたいポイントをご紹介します。
支持層のリサーチを徹底的に行う
インフルエンサーの化粧品開発は、まず第一にファンを取り込むことが重要です。そのため支持層のリサーチは欠かせないポイントとなります。
実際に普段発信している情報をし、客観的な情報も取り入れながら、中でもファンの反応が多い情報をピックアップします。
ファンが「何に関心を持っているのか」「どのような悩みを抱えているのか」などの動向を掴み、リサーチを進めていきましょう。
また、これらに加え通常の化粧品開発におけるリサーチ作業も必要です。ターゲットの性別・年齢・叶えたいニーズ・価格帯などあらゆる情報を確認し、支持層とマッチする化粧品の企画を行います。
コンセプトに合った化粧品の企画
支持層のリサーチが終われば、次は本格的な化粧品の企画に取り掛かります。リサーチした内容に合わせコンセプトを決定し、
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製品の強み(叶えるニーズ)
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その他の効能効果
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デザイン性
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価格帯
など詳細な商品企画を進めていきましょう。化粧品をOEM製造する場合は、この時点からOEMメーカーを交えて企画を行います。実際に企画している化粧品は製造できるのか、他に良い案はないのかなど確認しながら企画を進めると効率良く製造まで辿りつくことができるでしょう。
化粧品OEMの受注から納品までの流れ
弊社での化粧品OEMの流れをご紹介いたします。
商品企画
お客様が作りたい商品について、容器、容量、処方、予算、数量、納期、デザインなどをヒアリングさせていただきます。インフルエンサーとのコラボ商品の場合は、インフルエンサーがどのターゲット層に人気があるのか、ターゲット層のお悩みは何か等を伺います。
サンプル提出
商品を製造する前に、サンプルを提出いたします。お客様が納得するまで改良させていただきますので、お気軽にお申し付けください。
※処方のサンプルを1〜2週間程度で提出させて頂きます。お客様からの原料御支給も承ります。(※化粧品表示名称があるものに限ります)
※容器のサンプルは2~3日程度で提出させて頂きます。
(取り寄せの場合、その都度日数がかかる場合があります。)
最終決定
処方・容器の最終仕様をお客様に決定して頂きます。
お見積り
最終の仕様とご希望の数量によってお見積りを作成させて頂きます。
発注
提出したお見積書にご納得頂けましたら、正式発注を頂きます。新規のお客様には、取引口座を開設して頂きます。
デザイン入稿
お客様にご用意頂いた、容器やパッケージのデザインをIllustratorで制作し入稿させて頂きます。簡単なデザインでしたら無料で弊社よりご提案させて頂きます。
製造
製造・菌検査・加工・充填などを行います。
納品
お客様のご希望納期に合わせて納品させて頂きます。
まとめ
化粧品業界のトレンドである、インフルエンサーの化粧品開発。インフルエンサーのブランド力を活かしながら化粧品の開発・販売ができるため、非常に利益を得やすい方法です。
しかし、中にはデメリットもありポイントを押さえないと失敗する可能性もあります。事前のリサーチが大きなカギとなるので、情報は徹底的に調べることをおすすめいたします。
化粧品、健康食品、イージーオーダー化粧品などのOEM製造開発を手掛ける大阪のOEM会社。「小ロットOEM企業」として他の追随を許さないエキスパート企業を目指しています。ゼロインフィニティの強みはこちら。化粧品、健康食品などのOEM製造開発のご依頼は072-321-8839までお電話下さい。