【年齢層別】現代の女性から選ばれる化粧品とは?
女性が毎日手にする化粧品。働く女性も増え使用頻度や求めるクオリティが年々高まる中、店頭に並ぶ数多くの化粧品をユーザーはどのように選んでいるのか、気になるのではないでしょうか?
そこで今女性がどんな情報を重視してどのように化粧品を選んでいるのかを年代別にご紹介します。
ぜひ、年代別の傾向をつかんでユーザーに選んでもらえる化粧品の一つになりましょう!
目次
年代別で選び方に違いが?ユーザーが化粧品を探す時のポイント
雑誌や口コミ、ネットでのランキングなど多くの情報であふれている今、世の女性ユーザーは化粧品をどのように探しているのでしょうか?
実は化粧品の探し方は年代別に興味深い違いがありました。
20代女性
20代の女性は「口コミランキング」で探す方が最も多く、次いで「ブランドや商品名」、「アイテム名」に重点を置いて化粧品を選ぶ傾向にあります。
20代の女性は世の中の情報をSNSやインターネット、人気動画サイトなどから得ることが多いということから、他の年代に比べて他のユーザーの口コミを重要視しているということが伺えます。
また、サイトや雑誌などでの特集コーナーはあまり参考にしない傾向があり、これは口コミをどの年代よりも重視するという事や、商品名やカテゴリから直接商品ページを検索する仕様となっているECモールでの購入が多いことが影響していると考えられます。
30代女性
30代の女性は「アイテム名」や「商品カテゴリー」、「売れ筋ランキング」に重点を置いて化粧品を探している方が多いようです。
30代の女性は自身の気になるアイテムをあらかじめピックアップした上で、サイトや雑誌などの売れ筋ランキング等で本当に自分にあった化粧品かどうかの情報を確認する傾向にあるようです。
また、「自身の購入履歴から」はあまり重視せず、積極的に情報を比較検討し、よりよいものを探し求める傾向が強いと言えそうです。
40代女性
40代の女性は「自身の購入履歴」や「ブランドや商品名」に重点を絞って化粧品を探す方が多いです。
40代の女性は化粧品の使用歴も長く、今までの自分の経験に重点を置いており、その結果他ユーザーの口コミやランキングよりもお気に入りのブランドや今までリピートしてきた商品をポイントに置いて化粧品を探していることが伺えます。
世の中の動向をネットやインスタグラムなどのSNSから情報を得ることの多い20代はユーザーがどのようなものを買っているかということを基準に商品を探し、化粧品の使用歴の長い40代は自身の経験を重点に置いて商品を探す方が多いという違いがあるようです。30代女性はまさにその中間で自身の経験を念頭におきながらネットや雑誌からの他ユーザーの口コミも参考にして商品を検索するということがわかりました。
年齢によって違う!化粧品を購入するときに重視する情報は?
それでは、上記のようにして自分の欲しい化粧品アイテムを絞った後、実際に店舗へ行ったりインターネットで購入したりする際にはどのような情報を重視するのでしょうか?
広い世代で化粧品を購入するときに重要視する情報として「商品の効能や効果」「商品のパッケージなどの画像」「商品の口コミなどのレビュー」「専門家や有名人のおすすめ」などがあげられます。
その中で年齢によって化粧品を選ぶ時、もっとも重点を置く情報に差はみられるのでしょうか?
20代女性
20代の女性は「商品のパッケージなどの画像」を一番の重点に置いている方が多いようです。
「商品の効果や効能」よりも商品の「可愛さ」や「おしゃれさ」などのビジュアルを重視しており、商品を使うときのウキウキ感やトキメキを大切にしていることが伺えます。最近では化粧品の可愛さを人気モデルなどが紹介する動画が店頭で流れていることも多く、そういったことも大きく影響しているのではないでしょうか。
また、パッと見て感覚的に処理できる視覚的な情報を重視する傾向は、短時間で情報の取捨選択を行う習慣が身に着いている、この年代ならではの特徴ともいえそうです。
30代女性
30代の女性は「商品の効果効能」や「商品のレビュー」などの情報に重点を置いている方が多いようです。
30代女性は商品の効果効能を読み込んだ後、他ユーザーが本当にそのような効果が得られたのかどうかを合わせてチェック・比較していることが伺えます。
他の年代に比べて自分の気になる化粧品が「本当にいいものかどうか?」をしっかりと確認し、文字からの情報とそれを立証するレビュー情報を合わせて重視する傾向にあるようです。
サイト内のさまざまな情報を参考にしている度合いが他の年代よりも高いため、比較検討できる情報や他のユーザーの体験などをまんべんなく載せることで、30代女性にアピールしやすくなりそうです。
40代女性
40代の女性は「商品の効果や効能」「効果や効能のイラスト」の情報に重点を置いている方が多いようです。
40代女性はこの商品を使うと実際に自分にどのような効果が得られて、自分の肌がどのように綺麗に見えるのか?というロジカルな情報にポイントをおいているようです。
また、「専門家や有名人のおすすめ」を参考にする傾向もあり、より効果・効能に説得性があるかどうかを専門家などの意見から判断していると考えられます。効果効能について情報を多く提供し、説得力のあるアピールをすることで40代女性から選ばれやすくなると言えそうです。
化粧品を購入するときに重視する情報は、全体的にどの年代でも「クチコミランキング」や「商品の口コミなどのレビュー」を重視しており、ユーザーのコメントを重視するという声が多数派のようです。
しかしながら、年代別では20代「視覚情報」、30代「文字情報」、40代「効果・効能」と重要視している情報に違いがみられます。
特に「商品パッケージ画像」など見た目の可愛さや使ったときの高揚感を大切にする20代の女性と、この化粧品を使うと自分はどのようになれるのかという「商品の効果や効能」を重視する40代とで大きな違いがあるということがわかりました。
また、20代は実は他の年代よりもECの利用が少ない傾向があるということが様々な調査から明らかになっています。
比較的時間に余裕があるという事や、ドラッグストアやディスカウントストアなどでの購入のほうが安い商品があるという事も理由の一つと考えられますが、今の20代は小さい頃から10代の頃からデジタルに触れてきた世代で『ネオ・デジタルネイティブ』ともよばれる世代のため、実際に自分の目で見て商品を選ぶ、店頭で手に取って試す、といった「リアルな体験」を重視する傾向が強いと考えられます。
まとめ
年代によって商品の検索の仕方や購入する時に重視するポイントなどが異なることが上記のように判明しました。
店頭に並ぶ数多くの化粧品の中から選ばれるには、売りたい商品のターゲット層に合わせて、口コミを増やす施策をとることや、パッケージや写真に力を入れること、商品の効能について詳しく伝えられる機会やページを作ることなど、個別の対応をしていくことが必要となるでしょう。
特に20代へのアピールにはパッと見で選ばれるように視覚情報をより重視し、40代には効果効能について説得力を持たせ、アピールする機会を作るなど、年代別の特徴を上手く盛り込み、効果的にアピールすることが重要となってくるでしょう。
また、化粧品のECモールなど幅広い年代のユーザーが訪れるサイトでは、どの年代に対してもストレスなく欲しい情報が十分に手に入るよう、配慮することが大切です。
化粧品、健康食品、イージーオーダー化粧品などのOEM製造開発を手掛ける大阪のOEM会社。「小ロットOEM企業」として他の追随を許さないエキスパート企業を目指しています。ゼロインフィニティの強みはこちら。化粧品、健康食品などのOEM製造開発のご依頼は072-321-8839までお電話下さい。